メディア掲載

2024.04.15

夏を乗り切るための水分補給のコツ

これからの暑い季節、熱中症を防ぐために欠かせないのが、こまめな水分補給です。1日に飲料から摂取すべき水分量は1~1.5Lです。スポーツや肉体労働などで汗をかくことが多い生活を送っている方は、これより摂取量を増やす必要があります。水分は一度に大量に摂取しても尿として排泄されてしまうため、体内に蓄えられません。1日7~8回こまめに補給するようにしましょう。特に水分が失われやすい起床時や運動の前後、入浴の前後、就寝前はしっかりと水分を補給するよう心掛けましょう。水分補給には、経口補水液が適しています。経口補水液は体液の成分に近くなるようミネラルが配合されており、素早く体内に吸収されます。
 飲み物の種類によっては脱水症状を招いたり、カロリー過多になってしまう物があります。カフェイン入りの飲み物には利尿作用があるので、飲み過ぎると脱水症状を引き起こしてしまいます。また、炭酸飲料や清涼飲料水など糖分を多く含む飲み物を過剰摂取すると、血糖値が急上昇し、意識障害を引き起こすことがあります。そしてアルコール飲料。カフェインと同じようにアルコールにも利尿作用があり、水分補給としては適しません。しかし、アルコールは時に「心」の脱水症状には効果があるかもしれませんね。